UMINでは、下記のような理由により、原則としてUMIN抄録集自動作成システムではなく、印刷会社で製版していただくことをお願いしております。 1)UMIN抄録集自動作成システムからの写真製版と、データからDTPで直接処理して版をおこした場合と比較して、印刷会社に支払う料金は必ずしも安くなりません(写真製版にしても学会の経費削減には必ずしもなりません)。特に一度UMINで収集した演題抄録を印刷した経験のある印刷会社は、入力部分のプログラムを持っていますので、写真製版の方が高くなる場合があります。写真を何枚もとるのには手間がかかりますが、データをDTPソフトのフォーマットに変換するプログラムを一度作ってしまえばかえって手間が節約できます。
2)UMIN抄録集自動作成システムで作成したレイアウトの変更依頼(特に演題が集まった後での時間的に余裕のない変更依頼)がUMIN側の負担になっています。例えば、題名を後5mm左にして欲しいとか、フォントを1ポイント小さくして欲しいというような木目細かな要望には応じるのは、負担になっております。
3)写真製版よりは、データからDTPで処理して直接印刷した方がきれいに印刷できます。
4)UMIN抄録集自動作成システムの場合には、レイアウトを学会担当者とUMINの担当者でおこなうことになりますが、プロの印刷業者と比較すると、レイアウトの巧拙には明らかな差がでます(勿論印刷業者の方が腕ははるかに上です)。本当です。登録の終わった演題・抄録に対して、オンラインで(1)二重登録やいたずら登録の削除、(2)採択演題・抄録の選択、(3)演題・抄録の並び順の指定を行うことにより、抄録集が自動的に作成されます。この抄録集は、MS-WORD97またはLaTeXのフォーマットで作成可能です。MS-WORD97を利用して自由に再編集が可能なのが特徴です。LaTeX版は、MS-WORD97版よりもレイアウトの構成の自由度が高く、複雑なページを作成できるのが特徴です。尚、コンピュータが自動的に抄録集を生成いたしますので、人間の目から見て、見苦しくなっている場合もございます。必ず肉眼で、すべてのページをご確認の上、必要なら修正を加えてから印刷業者にお回しください。